子供の進路を適切に導くのも親の役割
発達障害の子供は「個性」と「障害」との岐路で悩むことが多く、将来の見通しを立てるのも困難です。子供の進路のために親ができることは何なのか。親にできることを考えてみましょう。
進路の選択は困難の連続
発達障害のある子供の学校生活や進路は、親にとって常に悩みが伴います。その原因は、発達特性が「個性」で済ませられるレベルなのか「障害」として捉える必要のあるレベルなのかが分かりづらいところにあります。
多くの場合は、5歳までの乳幼児健診で明確な診断が出るわけではありません。学年が上がるにつれて、学校生活上でのトラブルなどから発達特性が浮き彫りになるケースが多いです。
特に高校進学の段階では悩むことがたくさん出てきます。公立がいいのか、私立がいいのか、通信制や特別支援学級も検討する必要があるのかなど親として考えなければならないことが山積みです。
さらにその先の大学や就労も見据えて考える必要もあります。
障害に向き合って支援に回る
我が子の将来を見越した行動をとるには、早期に障害と向き合うことが大切です。さまざまな情報を集め、療育を受けるなどサポートにどれだけ取り組めるかで、子供の将来は大きく変わってきます。
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