青年期以降の人づき合い

青年期を過ぎると出会いが増え、さまざまな人と関わることになります。しかし、発達障害の人は対人スキルが未熟な方が多く、人づき合いに苦労することが多々あります。

自分を肯定してくれる人とつき合う

自分を受け入れてくれる人とつき合うことで対人関係の苦手意識を少しずつ軽減していきましょう。人とのつき合いを通して、自分の特性の悪い面だけではなく、良い面にも目を向けられるようになります。

共通点のある人を探す

共通の興味や趣味を持つ人が相手であると話題にも困らず、交友関係も築きやすくなります。同好会やサークルなど少しずつ交友範囲を広げていくのも良いでしょう。発達障害の当事者会やピアサポートに参加すると、友達づくりのアドバイスを受けることができます。

当事者会

発達障害の人同士が集まって交流を深める場所です。それぞれに特色はありますが、コミュニケーションスキルの向上をはかることができます。入会前にそれぞれのグループのルールや様子を確認しておきましょう。

ピアサポート

発達障害の人同士で問題解決を考える場です。当事者会と同様に交流の場となっているところもあります。

交友関係は無理の無い範囲で

飲み会や行事などは、自分のできる範囲で参加し、心身の負担にならない程度の交友関係を心がけましょう。