高校にはさまざまな特色がある

発達障害への理解や取り組みなどは、高校によって千差万別です。しかし、発達障害の子供の割合が高い学校では、「個」に応じた支援の動きが活発化していく傾向にあります。

学校の種類に応じて生徒のタイプもさまざま

学校のタイプには、進学校や卒業と同時に就職を目指す学校、通信制高校や定時制高校などさまざまなものがあります。中学校までの子供の学習状況に応じて、どの学校にどのような生徒が集まりやすいのかがはっきりとします。

発達障害の子供の割合が高い学校では、個別で支援する体制の整っている学校は増えてきています。しかし、いわゆる「進学校」などにも学力に問題のない発達障害の子供たちは一定数在籍しており、生活上でトラブルを抱えているケースもあります。

どのような学校でも特別支援教育は必要なものですが、学校によって取り組む姿勢は異なるのが現状です。

高校も発達障害への理解が深まる傾向に

最近では、一人ひとりの実態を把握し、それに応じた支援や指導を行う特別支援教育の取り組みを行う学校も増えています。しかし、このような学校の姿勢に関する情報は、なかなか表に出てこないケースがたくさんあります。

「親の会」や「オープンスクール」「公開授業」などで、早期から学校に関する情報を収集するようにしましょう。