コミュニケーションの障害
皮肉や冗談が通じない
ASDの方に多く見られる傾向に、「言葉を文字通りに受け止める」があります。発言の意図を理解することは、コミュニケーションにおいて非常に重要な要素になります。
言語コミュニケーション ⇒ 言葉
非言語コミュニケーション ⇒ 表情や身振り
ASDの人のほとんどは非言語コミュニケーションが苦手です。
例:「えらいことをしたな」⇒「えらい」を字義通りに捉え、ほめられていると受け取ってしまう。
皮肉を皮肉と受け取ることができず、相手の言葉の裏の意図や意味を汲み取れず、相手との間に誤解が生じてしまいます。
相手を無視した一方的な会話
相手とのコミュニケーションの際には、聞き手の立場に立って話すことも重要です。しかし、ASDの方の多くは、相手の立場に立って考えることが苦手です。
自分の興味・関心を持っていることを一方的に熱心に話してしまう傾向が大きく、相手の反応に無頓着になりがちです。会話が一方通行になり、聞き手にわかりやすく話そうという配慮がどうしても足りなくなってしまいます。
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