就労移行支援事業所の役割

就労移行支援事業所では、企業への就労に向けて必要な知識や技術を身につけるための訓練を行います。事業所によって訓練の内容にはかなりの違いがあります。

就労に直結した実践的な訓練を行う

就労移行支援事業所は、「就職に向けた訓練から、就職後の定着まで一貫した支援を受けたい」と希望する人に向けられた福祉サービスの一つです。

利用資格は、６５歳未満で療育手帳または精神障害者保健福祉手帳を取得している障害のある人です。利用料は無料のことが多いですが、利用する際は、希望する事業所に問い合わせてみてください。

入所から最長２年で訓練を目指す

就労移行支援事業所の利用の仕方には様々な方法があります。障害者就業・生活支援センターから紹介されることや、ハローワークからの紹介、インターネットで直接申し込む方法もあります。

入所から最長で２年の訓練期間を経て就職を目指しますが、人によって就職までの期間は様々です。

就職後はまず半年間の定着を目標に、職員の企業訪問や本人との面談などの支援を行います。

入所から就労までの流れ