Sponsored Link

発達障害とは?

生まれつきの特性であり、「病気」ではありません。
同じ障害を持つ人でも個人差が大きく、特徴も千差万別です。
脳の機能の一部に障害があるという点では共通しています。
成長の仕方も通常の子どもとは異なり、幼少期の過ごし方や周囲の環境次第で良くも悪くもなる、

「個性」の一つです。

分類 発達の違い
定型発達 すべての機能とネットワークがバランスよく発達している
発達障害 発達にアンバランスが起こり、感覚過敏や自閉的特性のような症状があらわれる

小中学生の6.5%に発達障害があることが判明しています。1クラスあたり2~3人が発達障害かもしれないということになり、身近に存在する障害です。

発達障害の特性は、乳幼児期から現れはじめます。しかし、知的レベルに問題がない場合、親や周囲の人間に気づかれないことも少なくありません。個性として見逃されてしまうケースもたくさんあります。しかし、大人になって社会にでると、対人関係のトラブルや常識の欠如などの問題が表面化し、初めて発達障害に気づく場合があります。

発達障害の原因

発達障害を引き起こすはっきりとした原因は、今現在解明されておりません。一般的には遺伝や化学物質、胎内環境、脳内物質、環境ホルモンといったようなものが挙げられております。ただ、親のしつけや育て方が原因ではないことは、医学的な研究から立証されています。

発達障害の兆候

1歳を過ぎた頃から

・人の目を見ることが少ない
・指さしをしない
・ほかの子どもに関心がない

幼児期

・一人遊びが多く集団行動が苦手
・自分の話したいことしか口にせず、会話がつながりにくい
・自分の好きなことや興味のあることには、いくらでも熱中する
・初めてのことや予定などの変更は苦手

思春期や青年期

・自分と他の人との違いに気づく
・対人関係がうまくいかないことに悩み、その結果不安症状やうつ症状を合併する場合もある
・仕事が臨機応変にこなせない

周囲からの理解を受けて成長した人たちの中には、成長とともに症状が目立たなくなる人や、能力の凸凹をうまく活用して社会で活躍する方もいらっしゃいます。

Sponsored Link

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ