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学習症(LD)

全般的な知的発達には問題がないのに、読む、書く、計算するなど特定の事柄のみがとりわけ難しい状態で、学業や日常生活に困難が生じる障害です。有病率は2~10%で、読みの困難については、男性の方が女性よりも数倍多い状態です。

障害 特性
読字障害 文字を読むことが難しい
書字表出障害 文字を書くことが難しい
算数障害 計算(推論)することが難しい

こうした能力を要求され始める小学校2~4年生頃に成績不振などから明らかになります。その結果、学業に意欲を失い、自信をなくしてしまいがちです。

原因

中枢神経系に何らかの発達の偏りや機能障害があると推定されていますが、まだはっきりとはわかりません。

対処

教育的な支援が重要になります。

学習スキル 対策
読む 大きな文字で書かれた文章を指でなぞりながら読む
書く 大きなマス目のノートを使う
計算 絵を使って視覚化する

それぞれの困難に応じた工夫が必要です。
親と学校とが、子どもにある困難さを正しく理解し、決して子どもの怠慢さのせいにしないで、適切な支援の方法について情報を共有する必要があります。

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“学習症(LD)” への2件のフィードバック

  1. […] ・広汎性発達障害(自閉症スペクトラム障害)※アスペルガー症候群も含みます ・注意欠如・多動性障害(ADHD) ・学習障害(LD) […]

  2. […] ※学習症(LD)については以下を参照してください。 学習症(LD)について […]

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