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受診は家族同伴で

発達障害の診断には、個人の生育歴(生い立ち)がポイントになってきます。自分のことを良く知っている親や配偶者など家族の方に、できれば同伴してもらうことをおすすめします。

親(家族)とともに受診する4つのメリット

正確な生育歴が医師に伝わる

発達障害の診断では、8歳ごろまでの生育歴が重要になってきます。幼少期の記憶は、自分だけではあいまいなケースが多いですが、家族の方ならば当時の様子をよく把握していることもあります。また、本人の主観だけではなく、客観的な情報も医師に伝えることもでき、より正確な診断へとつながります。

生活上の問題点を明らかに

本人と家族が感じている問題点との間には、認識のずれが生じていることも少なくはありません。本人が気づかなかった問題点も指摘してもらうことができます。適切な治療には、お互いに問題点を理解しあうことが必要です。

本人の特性を自分も家族も理解できる

発達障害について、家族も正確に理解できる機会になります。本人の特性を知り、どのような問題点があるのかを把握することは、周囲がサポートする上で必要不可欠です。医師への訴えから、本人の悩みや苦しみを共感することができます。

リラックスした状態で診断に臨める

人前でうまく話ができない方も、不安感や緊張感を抑えて診察を受けることができます。家族がうまくフォローすることによって、医師とのコミュニケーションを円滑にすすめることができます。

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