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大人の発達障害の診断

発達障害の診察には、ほかの病気の診察とは異なる点があります。こちらでは、病院に行くまでの準備から検査や診断まで、どのような手順で行われるのかを追っていきたいと思います。

発達障害の専門医を受診するには

専門医を受診するには、主に以下の2つの方法があります。

1)自治体の相談窓口を利用する
2)インターネットなど、自分で探して直接受診する

1)の場合、最寄りの保健所や発達障害者支援センター、精神保健福祉センターに相談するのがよいでしょう。現在の自分の状況を相談員に話し、診察を行ってくれる医療機関を紹介してもらえます。

2)の場合、大人の発達障害を取り扱っている病院をインターネットなどのホームページを利用して探すことになります。独自にウェブサイトを開設している病院もあります。

いずれの方法にせよ、発達障害を専門としている医師が大変望ましいです。
なぜなら、発達障害の診療領域は精神科に属するのですが、同じ精神科医でも専門分野によって診断の観点が異なるためです。「統合失調症」などの他の精神疾患と誤診される恐れがあるので、是非とも専門分野が発達障害の医師に絞って探してみてください。

また、「大人の発達障害」を専門に診てもらえるかを事前に調べておきましょう。発達障害は、近年ようやく大人にも認められるものとなりました。その名残もあって、子どもの発達障害が専門の医師はそれなりに見受けられますが、大人の発達障害を専門に診る医師の数はまだまだ少ない状況です。うまく専門医が見つけられない場合は、最寄りの地域の自治体の相談窓口を利用するようにしましょう。

医療機関によっては、初診の受付を指定の日に限定しているところもあります。ここ数年、受診希望者が急増しているため、初診の予約が数ヶ月待ちになるケースも珍しくありません。

受診の際に準備しておきたいこと

・日常生活の悩みや相談したい内容をリスト化したものやメモなど
・母子手帳や成績表など、自分の過去の様子がわかるもの
・親や配偶者など、受診の際に同伴してもらえるか依頼しておく

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