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自分の疲労度を記録しておこう

ASDの人は疲れを感じづらく、へとへとになるまで頑張ってしまうことがあります。自分がどれだけ疲れているのかが分かるよう、しっかりと記録する習慣をつけてみましょう。

心身の疲労からうつ状態へ

ASDの人は一つの仕事にいったん取り掛かると、まわりが全く見えなくなるほど集中してしまうときがあります。その結果、身体のことがおざなりになってしまい、疲れを溜めてしまいます。心身を消耗しきってしまうことは、うつ状態を引き起こしてしまうなど、精神にも悪影響を与えます。

休憩を入れるタイミングをつかむ

集中して物事に取り組む際には、キリのいいところで中断して休憩を入れる訓練も必要です。「1時間ごとに10分休憩を入れる」など、仕事をする際にもルールを作り、それに従って仕事を進めるようにしましょう。意識して練習することにより、徐々に「仕事」と「休憩」で頭の切り替えができるようになっていきます。長く仕事を続けるためには、健康維持も重要です。

心身の疲れを記録して身体の状態をモニタリングする

自分がどれくらい働くと疲れてくるのか、実際に記録を取って観察してみましょう。記録をもとに仕事のペース配分などを考えてみましょう。

簡単な活動記録(日記)でセルフモニタリング

日記の例

×月×日×曜日 普段通りに△時間労働。
作業につい夢中になって休憩を入れるのを忘れていた。家に帰るなりそのまま寝てしまう。
×月×日×曜日 普段通りに△時間労働。○時から□分休憩を入れた。朝から昨日の疲れが尾を引いていたが、休憩で少し身体が楽になった。
×月×日×曜日 普段通りに△時間労働。○時から□時まで、●時から×時までに休憩を挟んだ。昨日よりも頭がすっきりとして、作業の能率が上がったような気がした。

日記をつけることで、疲労の溜まり具合の推移が客観的に分かるようになります。体調の変化などから、自分の「疲れのサイン」を見逃さないようにしましょう。

疲れが溜まったら適度に休憩を入れて、作業の能率アップを図るように習慣づけていきましょう。

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