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計画を立てて仕事を進める

仕事を進める上で、段取りを組んで作業をすることはしばしば求められます。ここでは、計画の立て方と、計画を遂行する上で困難となるところについて触れてみたいと思います。

段取りがうまく組み立てられない

ASDの人は

  1. 目標を決めて
  2. 計画を立てて
  3. 最後までやり遂げる

という「遂行機能」が弱い傾向があります。

同じことを繰り返してしまう

また、1つの工程が終わっても、次の工程に移ることが出来ず、足踏みをしてしまうこともあります。これは頭の切り替えがうまくいっていないためです。

仕事は細分化して取り組む

では、こうした弱点をどのようにカバーすればよいのか。そこで、自分で自分に明確な指示を与えてやります。これにより、比較的スムーズに仕事を進めていくことができます。

仕事全体を細かく分け、作業の手順や時間などを図や表にして、目につくところに掲示します。このように「視覚的構造化」することによって、一つ一つの工程をいつでも確認できます。

さらに、タイマーなどを使い、作業をする期限となる時間も決めておきます。こうすることによって同じ作業に踏みとどまり続けることも防ぐことができます。

計画の立て方と進め方のチェックリスト

  1. 締め切りや目標の確認
  2. 順序を決める
  3. 仕事全体を細分化し、段階ごとに分ける
  4. 手順ごとに何をするのかを考える
  5. それぞれの作業にかかる時間を考える
  6. 作った段取りを目につくところに貼る
  7. スケジュール通りに実行する
  8. スケジュールの進捗状況を確認する
  9. 必要であれば、作業時間などスケジュールを調整する
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