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パニックになったら

パニック状態では急速に不安感が高まり、心身に異常を来します。

パニックが起こる原因は

ASDの人には、想定外の出来事に苦手な方が多いです。定型発達の人に比べて情緒的に不安定なためです。これは発達特性の一つである「常同性」が大きく関わってきます。予定の変更や急激な状況の変化をあらかじめ想像することができないため、通常は混乱したりしないようなことでも、パニック状態に陥ることがあります。

パニックの対処法

パニックの具体的な症状については以下のようなものがあります。

  • 息切れ
  • 息苦しさ
  • 目眩(めまい)
  • 震え
  • 発汗
  • 嘔吐
  • 死への恐怖

症状は一時的なもので、通常は数十分でおさまります。

ではどのようにして対処するのがよいのかをみていきましょう。

対処例 説明
落ち着ける場所に移動する ひとりでリラックスできるような環境に自分の身を置く
環境や状況の変化を予め想定しておく 予定や計画は必ずしもその通りにいかないものだと想定しておく
パニックは起こるものとして自覚しておく パニックが起こるのは仕方のないことであると気軽に構えておく
薬を常備する 専門医に相談して、発作などの症状を抑える薬を処方してもらい、携行する
誰かに相談する 助けを求めることのできる理解者をつくっておき、いつでも相談できるようにしておく
パニックの前兆を把握する パニックが起こる前に何らかの兆しがあるケースもあります。起こりそうだと思ったらリラックスできるようにしておきましょう。

他にもさまざまなパニックの対処法はあります。自分にあった方法がないか、工夫して対処するようにしましょう。

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