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冗談や皮肉が通じないのは

ASDの人は言葉の意味をストレートに受け取りがちです。ここでは相手の冗談や皮肉にどうやって対応するのが良いのかをみていきましょう。

皮肉や冗談が通じにくい理由

言葉の意味をそのまま受け取ってしまう

ASDの人の発達特性の一つに「字義通り性」というものがあります。相手が皮肉の意味をこめていった言葉をそのまま受け取り、褒め言葉であると勘違いしたりします。

また、ことわざや慣用句などでも、言葉そのものの意味は理解できても、それが指し示す意味を汲み取れなかったりします。

言葉を知識として知っていても、適切な使い方が分かっていないケースが多くあります。

判断基準が狭い

ASDの人は、言葉を使うときの判断基準が狭い傾向があります。会話の中の枝葉末節である単語の意味が正しいか正しくないかにとらわれ、肝心の会話の流れをつかめないようなことが起こります。

会話の雰囲気を壊したり、相手に失礼な物言いをしてしまったりします。

相手に合わせることも大切

分からない皮肉や冗談を無理に理解する必要はありません。ですが、一言「私は冗談が苦手なんです」のように相手に告げるだけでも、印象は変わります。

相手の笑顔にはこちらも笑顔で返すなど、自分のできる範囲で相手に合わせようとする姿勢が重要です。

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